RECORD NO.048 · 20世紀の世界
ピンセッター
Pinsetter
◆絶滅〜1950s米① 電化・機械化
要約
ボウリング場のレーンの奥で、倒れたピンを手で並べ直し、ボールを投げ返した少年たち。自動機械の登場で姿を消した。
しごとの中身
レーン奥のピットに座り、投げられたボールとピンをよけながら、倒れたピンを回収し、所定の位置に手早く並べ直す。ボールは手でレーンに転がして返す。ピンに当たる危険と隣り合わせの、素早さ勝負の仕事だった。多くは放課後の少年たちが担った。
道具
素早い手危険を避ける反射神経ピンの配置の型薄暗いピット
きえたわけ
1936—自動ピンセッター機が発明される
1950s—全米のボウリング場に自動機が普及する
以後—ピットから少年の姿が消える
機械は疲れず、ピンに当たっても痛がらない。危険な単純作業は、機械化のもっとも早い標的になる。
豆ちしき
自動ピンセッターの普及は、ボウリングを「危ない裏方が必要な遊び」から「誰でも気軽な娯楽」へと変え、戦後アメリカのボウリングブームを生んだ。裏方が消えたことで、娯楽そのものが大衆化した。
この仕事の系譜
ピンセッター → 自動ピンセッター機



