消滅職業図鑑
← 索引にもどるNO.114 ガソリンガール
NO.114◆絶滅 〜昭和初期
ガソリンガール

ガソリンガール

Gasoline girl

「まんたんに、いたしますか」

RECORD NO.114 · 明治〜昭和の日本

ガソリンガール

Gasoline girl

◆絶滅〜昭和初期日本④ 生活様式・インフラ

要約

給油所で接客と給油を担った女性たち。セルフ化はレジ無人化の先行事例であり、この職の運命はレジ係(NO.142)の予告編である。

しごとの中身

給油所で客の車を迎え、給油し、窓を拭き、油量を点検する。昭和初期、モダンな制服姿の女性が接客する給油所は都市の新風景で、話題を集めた。単なる給油ではなく、車という新しい贅沢品に付随する「もてなし」を売る仕事だった。

道具

給油ノズル制服窓拭きの布笑顔の接客

きえたわけ

  • 戦中〜戦後—ガソリン統制などで給油所の姿が変わる

  • 20c後半—フルサービスからセルフサービスへの転換が始まる

  • 1998—日本でセルフ式ガソリンスタンドが解禁される※

「人が接客する給油」が「客が自分でやる給油」に置きかわった。同じ構造の変化が、いまレジで起きている。

豆ちしき

セルフ給油が解禁されたとき、「危険では」「不便では」という議論があった。だが数年で当たり前になった。セルフレジをめぐる今の議論も、20年後には同じように忘れられているかもしれない。

この仕事の系譜

棒手振り→行商→ガソリンガール→レジ係 ▲→セルフレジ・無人店舗

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