消滅職業図鑑
← 索引にもどるNO.137 ワードプロセッサ操作員
NO.137◆絶滅 〜2000s
ワードプロセッサ操作員

ワードプロセッサ操作員

Word processor operator

「せんようきで、うつんだよ」

RECORD NO.137 · 平成の日本

ワードプロセッサ操作員

Word processor operator

◆絶滅〜2000s日本② 通信・デジタル化

要約

ワープロ専用機で文書を作成した専門職。専用機の誕生から生産終了まで約25年、最短寿命級の職業である。

しごとの中身

ワープロ専用機を操り、企業の文書、報告書、案内状を作成する。機種ごとに操作が異なり、日本語入力の変換も一癖あったため、使いこなすこと自体が技能だった。「ワープロ検定」があり、企業では専任のオペレーターが文書を一手に引き受けていた。

道具

ワープロ専用機フロッピーディスク独特の変換操作感熱紙

きえたわけ

  • 1978—日本語ワープロ専用機が登場する※

  • 1990s—パソコンが一人一台になり、専用機の存在意義が消える

  • 2000s—各社がワープロ専用機の生産を終了する

タイピスト(NO.097)の次の世代として生まれ、次の世代(PC)に一世代で追い抜かれた。技術の交代が速すぎて、職業として熟成する暇すらなかった。

豆ちしき

国勢調査の職業分類から「ワードプロセッサ操作員」が削除された。※統計に載り、統計から消えるまでが一世代——公文書の中で生まれて死んだ職業である。

この仕事の系譜

おなじ時代に消えたなかま