RECORD NO.145 · 消滅進行中
データ入力作業員
Data entry clerk
▲進行中〜いま世界③ AI・アルゴリズム
要約
紙の情報をひたすらデジタルに打ち込む仕事。キーパンチャー(NO.057)の直系子孫である。
しごとの中身
手書きの申込書、伝票、アンケートを見ながら、ひたすらキーを打ち込む。正確性が最優先で、二人が同じデータを入力して照合するダブルパンチという手法も使われた。速さと正確さが評価のすべてで、一日に何千件も打ち込む集中力が要求された。
道具
キーボード原稿台正確なタッチタイプ集中力
きえていくわけ(進行中)
2010s—OCR(文字認識)の精度が実用水準に達する
2020s—AI-OCRとRPAが手書き書類の読み取りまで自動化する
20XX—このカードの続きは、まだ書かれていない
計算手(NO.015)→キーパンチャー(NO.057)→タイピスト(NO.097)→データ入力。「人間が情報を機械に渡す」仕事は、渡し方を変えながら、ずっと同じ運命をたどっている。
豆ちしき
そもそもこの仕事は「機械が読めないものを人間が読んで機械に渡す」ために生まれた。機械が自分で読めるようになった以上、この職の存在理由は原理的に消える。始まりの理由が、終わりの理由でもあった。
この仕事の系譜



